外反母趾にはサポーターなどを使ってみると良い

外反母趾にはサポーターなどを使ってみると良い結果が期待できる

外反母趾は放置しておくと進行するため、早めに対処をしなくてはいけません。ここでは外反母趾対策として役立つサポーターの特徴、デメリットなどについて説明しています。

外反母趾の進行はサポーターで抑えよう

#早めに対処することが重要
合わない靴を着用し続けると、足の親指の向きが変わってしまう外反母趾を招く可能性があります。本来は足指がまっすぐに前を向いているはずですが、小指側に寄ってしまうのです。男性と比べて女性に多く見られますが、これはハイヒールといった圧迫感がある靴を履く人が多いからです。外反母趾は命に関わる心配はありませんが、進行してくると歩行時に強い痛みを感じるようになります。基本的な対策は歩きやすい靴を選ぶことですが、すでに進行している状況ならサポーターの利用を考えてください。重症化すると手術を受けなければ治すのが難しくなるので、そうなる前に対処しましょう。

#リーズナブルな費用が魅力
サポーターを利用するメリットは価格が安いことで、数千円で購入できるものが多いです。着脱性にも優れており、慣れれば下着を着替えるような感覚で使用できます。外反母趾は短期間で治すのは困難であり、対策は長期化すると考えてください。そのためサポーターは足を入れるだけ、またテープで固定するだけ、といったように簡易的な仕組みになっています。サポーターとよく比較されるアイテムにテーピングがありますが、こちらは正しい貼り方を実践しないと十分な矯正を期待できません。サポーターならば誰が使用しても同様の機能性を得られるのです。

#緩衝材となって痛みを遠ざける
外反母趾によって親指の向きが変わると、親指側がくの字型に曲がってしまいます。曲がった部位がぽっこりと張り出し、ここに痛みを感じるようになるのです。サポーターを着用すれば膨らんだ部分をカバーできるので、痛みを抑えることができます。靴を履いたときも楽になり、摩擦による炎症なども予防できます。サポーターには矯正だけでなく、痛みが直接伝わらないようにするメリットがあるのです。親指と人差し指の位置を固定し、さらに自然なアーチを作り出すことが目的です。

#よく使用されるサポーターの特徴
一般的なサポーターは足の両端を固定し、足全体を矯正するタイプです。足のバランスが崩れてしまうと歩くときに負担がかかり、それが骨格のゆがみにつながる可能性があります。ゆがみは徐々に全身に及んでいくので、やがて骨盤がゆがんで腰痛を招いたり、膝痛や頭痛などを引き起こしたりします。下半身のバランスが崩れるだけで、全身に影響が出てしまうわけです。ふくらはぎまでカバーできるサポーターであれば、より広範囲の矯正が可能になります。はじめて使用するときは足に違和感を覚えるはずですが、その状態が足にとって健康的なのです。歩き方の悪い癖を抜いていくためにも、サポーターは重宝するでしょう。

#足指に装着する独立タイプのサポーター
セパレートタイプのサポーターは気軽に利用したい人に最適です。足指に挟むだけで足指を正しい位置に矯正できます。足指が独立することで指に適度な負荷を与えられるようになり、血液の巡りをサポートするメリットが期待できます。足に疲労を感じやすい人に適したサポーターで、足指の機能低下を防げます。足の健康を維持することは全身の健康に直結し、将来における姿勢の悪化を予防することにも役立つでしょう。悪姿勢という大きなゆがみは、小さなゆがみから生じるのです。

#靴に合わせたサポーターを
サポーターを購入する場合は、靴選びに注意する必要があります。サポーターを装着した分だけ靴が狭くなり、今まで履いていた靴が合わなくなる可能性があるためです。サポーターによる矯正期間中は、それを考慮した靴選びがポイントです。またサポーターはずっと使い続けられるものではなく、使い続けることで矯正機能が低下してきます。そのため定期的に新しいサポーターに交換する必要があります。ほかにもサンダルや素足の場合、外からサポーターが見えてしまう問題があるなど、デメリットについても把握しておく必要があるでしょう。

#目視で違和感を覚えたら要注意
外反母趾は軽度の症状も含めれば多くの女性が発症しています。重症化すれば生活を制限しますが、初期の症状で気づいて対処すれば普通の生活を送れます。目視で確認して足指の向きが変わってきたと感じたら注意してください。なんとなく変だと思ったときは、その直感は高確率で当たっています。例えば浴室で足を洗うときは、必然的に足を見ることになるでしょう。人間は意識するしないに関係なく、自分の身体の形状を記憶しているのです。外反母趾を自覚している方は、月に1回などの頻度で写真撮影をしてみるのも手です。

#自分に合った靴選びを
外反母趾対策としてサポーターを利用する方は、靴にもこだわってみてください。ハイヒールは足指に大きな負担がかかるので、外反母趾の発症率を高くします。同様に先端に向かって足指が絞られるタイプの靴も好ましくありません。履いたときに圧迫感を覚えるものは避けて、ゆとりある靴を選びましょう。サポーターを装着していても、ハイヒールなどを履き続けていれば外反母趾の改善は期待できないです。関節が固まってくると外科的手術を避けられなくなる可能性があるため、いかに初期の段階で対処するかが重要です。

サポーターで早めの予防対策を

外反母趾を予防するためにサポーターを活用しましょう。リーズナブルな料金で足のゆがみを矯正できるので、重症化する前に対策してください。

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