痛くて辛い外反母趾!おすすめのスニーカーの選び方!

外反母趾は先端が狭い靴を履いていることが原因の1つです。痛みを感じるため、靴選びに悩む人も多いのではないでしょうか。この記事では、外反母趾の治し方やおすすめのスニーカー選びなどについて紹介します。

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外反母趾になりやすい原因は?

外反母趾になりやすい原因の1つには、生まれながらの足の形があります。日本人の足の形には「親指が最も長いエジプト型」「親指より人差し指が長いギリシャ型」「5本すべてが同じ長さのスクエア型」の3つがあり、このうち「エジプト型」は歩いたときに親指に負担がかかりやすいので外反母趾になりやすいといわれています。

日本人でエジプト型の割合は70%と多く、外反母趾に悩む人が少なくありません。また、エジプト型以外では偏平足の人も親指に力がかかり、外反母趾になりやすいので気をつけましょう。これらは遺伝される場合もあるので、外反母趾で悩んでいる家族がいる人もそうなりやすい傾向があります。

足の形以外の原因では、「先端が細い靴を履いている」点もあります。外反母趾は「靴をはく習慣がある限り、誰でもなる可能性がある」というのが現状です。しかし、特に、先端が細いパンプスなどを履く機会が多いと親指に頻繁に負担がかかるので注意しなければなりません。

外反母趾になりやすい人は、負担がかかりにくい靴選びをするのがおすすめです。

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外反母趾の治し方は保存療法もしくは手術

外反母趾は軽度であれば我慢して生活している人もいるかもしれませんが、そのまま放置していると重度になる可能性が高いです。

軽度の場合も保存療法があるので、まずは自分の外反母趾の状態を診てもらうことから始めましょう。保存療法は「運動療法」や「靴指導」「装具療法」「薬物療法」です。「運動療法」は足の指でグーとパーを繰り返したり、両足の親指にゴムをかけて引っ張ったりします。「装具療法」は痛みを軽減するパッドやインソールを使用する方法です。

「靴指導」は非常に重要で、痛みの軽減と外反母趾の変形の進行を抑制するのが目的です。外反母趾の人向けにおすすめされている靴はヒールが低く、柔らかい素材の靴で、必要であれば医療用のインソールを敷いて履くように指導されます。医療用のインソールは医師が処方し、義肢装具士によって作成されます。

「手術」の場合、足の親指の根元の骨を切り開き、正しい方向につなぎ合わせます。外反母趾の度合いにもよりますが、手術時間は1~2時間程度で、軽度から中度であれば日帰りで行うことも可能です。

入院が必要なケースでは4~5日間、その後は外来で経過観察されます。

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自分の足の形に似ているスニーカーを選ぼう!

シューズメーカーが考える「外反母趾で悩む人におすすめの靴の選び方」は、ずばり「自分の足の形に似ているもの」です。

この点は、足に負担をかけにくい靴を履くという意味で非常に重要ポイントです。足の先端に負担をかけないために、先端の幅が広い靴を選ぶ人もいますが、ポイントはあくまでも「自分の足に合っている」ことなので、実際に履いて確認してみるのまた、長時間靴を履いていると足がむくみやすいので、調整しやすい紐がついているスニーカーを特におすすめします。

足が最もむくんでいる状態になるのは夕方だと考えられがちですが、むくみ方は人それぞれで違います。そのため、自分でそのときの状態によって調整しやすいという点が大切です。

そして、もう1つのポイントは足裏が正しい位置で安定しやすいインソールにもこだわるのがおすすめです。ちなみに、インソールの選び方次第では外反母趾の痛みの抑制だけではなく、疲労や腰痛・肩こりなどの軽減にもつながります。

歩いたときの衝撃を吸収するスニーカー向けインソールは種類もさまざまですが、どちらも1000円前後で購入できることも多いので自分に合ったものを探してみましょう。スニーカーはデザインもおしゃれなものが多く、ファッション面でも楽しみながら外反母趾対策ができます。

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外反母趾には自分で調整しやすいスニーカーがおすすめ!

外反母趾には自分の足の形に合ったスニーカーを選ぶのがおすすめです。衝撃吸収タイプのインソールを併用すれば、外反母趾の痛みを軽減することが期待できます。おしゃれを楽しみながら外反母趾の対策をしましょう。

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